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今日のひとコマ(2年生 救急救命講習)

6月27日(木)2年生の体育の授業で「救急救命講習」が行われました。

 

講習を行う目的は「傷害は適切な対策によって防止でき、応急手当は悪化を防ぐことができること」を理解することです。

今回は、紋別地区消防組合消防本部から6名の現役消防士の方々をお招きしました。

初めに、全体説明を行った後、小グループに分かれて、心肺蘇生や応急手当について教えていただきました。

 

 

各クラス2時間続けて授業を行ったのですが、最後まで集中力を切らさず、しっかりと話を聞き、意欲的に活動に取り組んでいたのが印象的です。

 

最後のまとめとして、消防隊員の方から次の話をいただきました

〇救急隊員が到着するまでの間に心臓マッサージやAEDの処置を施すと、生存率が15%上がること

〇小学生の心肺停止の原因の7割は心臓、大人になるにつれて割合は上がっていく

〇ひとりでできないことも仲間とならやることができるはず

〇今日学んだことを、大人になるまで一つでもいいから覚えておいて欲しい

〇将来、医療や看護、救急に興味がある人はより専門的に学んでほしい

 

今回の経験を通して、目的にある応急処置の技能習得はもちろん、「命の尊さ」や「職業観」「協力することの大切さ」など、様々なことを学べた時間でした。

 

改めて、ご指導いただいた紋別地区消防組合消防本部の皆様には、改めて御礼いたします。どうもありがとうございました。