2024年6月の記事一覧

新しい電子黒板が届きました

6月28日(金)紋別市教育委員会に、新しい電子黒板を6台追加導入していただきました。

これで、各学級に1台と音楽室や理科室などの特別教室にも設置できる台数になりました。

授業参観やオープンスクールでもご覧になった方がいるかもしれませんが、本校の電子黒板は、単に画像や動画を映し出すだけではなく、ホワイトボードのように書き込みができたり、生徒の考えたものや話し合いで作成したものが、リアルタイムで映し出せるようになっていたりします。

また、インターネットに接続されているため、会議や打合せ、遠隔授業に活用することができます。

 

 

学校教育におけるICT(情報処理や通信技術の総称です)の導入は2019年からはじまり、コロナ禍で急速に広がりました。そして、現在、授業で一人一台端末(クロームブック)を活用するのは、もう見慣れた光景になりました。

学校の授業でICTを導入する目的は、生徒にとって授業をわかりやすくすること、興味関心をもってもらうようにすることです。先生方は日々、「どういう風に使ったら、生徒のためになるのか」を考えながら学校教育を進めています。そして、情報化社会に対応するための資質能力とネットモラルを身につけてほしいという願いのもと、日々、生徒と接しています。

 

ご家庭でもクロームブックやスマートフォン、タブレットやパソコン、ゲーム機など、インターネットを活用する機器に触れたり、使用したりする機会が多いと思います。これらは、便利で、楽しいことがたくさんある反面、私たちの日常生活をよくない方向に導く闇が多く潜んでいます。大人ですら、その闇に引き込まれることがあります。

インターネットやSNS、電子機器と良好な関係が築けるように、ご家族で話し合ったり、使用の目的を確認する機会を設けていただいたりして、生徒がよりよい方向に進めるようご協力をお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

今日のひとコマ(2年生 救急救命講習)

6月27日(木)2年生の体育の授業で「救急救命講習」が行われました。

 

講習を行う目的は「傷害は適切な対策によって防止でき、応急手当は悪化を防ぐことができること」を理解することです。

今回は、紋別地区消防組合消防本部から6名の現役消防士の方々をお招きしました。

初めに、全体説明を行った後、小グループに分かれて、心肺蘇生や応急手当について教えていただきました。

 

 

各クラス2時間続けて授業を行ったのですが、最後まで集中力を切らさず、しっかりと話を聞き、意欲的に活動に取り組んでいたのが印象的です。

 

最後のまとめとして、消防隊員の方から次の話をいただきました

〇救急隊員が到着するまでの間に心臓マッサージやAEDの処置を施すと、生存率が15%上がること

〇小学生の心肺停止の原因の7割は心臓、大人になるにつれて割合は上がっていく

〇ひとりでできないことも仲間とならやることができるはず

〇今日学んだことを、大人になるまで一つでもいいから覚えておいて欲しい

〇将来、医療や看護、救急に興味がある人はより専門的に学んでほしい

 

今回の経験を通して、目的にある応急処置の技能習得はもちろん、「命の尊さ」や「職業観」「協力することの大切さ」など、様々なことを学べた時間でした。

 

改めて、ご指導いただいた紋別地区消防組合消防本部の皆様には、改めて御礼いたします。どうもありがとうございました。

 

今日のひとコマ(6月26日)

3年生の書記局のメンバーが放課後に集まって、学年全体がよりよくなるように話し合いをしています。

クロームブックを活用し考えをまとめたり、スローガンを作ったりしています。

和やかな雰囲気の中にも真剣さが伝わる話し合いの様子でした。

自分たちの手でいい集団を作りたい!という思いが、最上級生としてすばらしいですね。

2年生学活(思春期の成長)

6月25日(火)2年生の学活では、学年教諭と養護教諭のティームティーチングによる「思春期の成長」について考える授業を行いました。

養護教諭からは、自分のことや家族のこと、友達のことなど、思春期に感じることが多い思いを紹介してもらったあとに、グループになって自分たちの今を振り返って、学級全体で意見や考えを交流し合いました。

  

素直に今の自分を表現できる生徒、うまく伝えることが難しい生徒それぞれですが、きっと、今の自分に向き合ってくれたのではないかと思います。

ご家庭で思春期の生徒と関わる中で、不安に感じることやお困りのことがありましたら、お話しいただければと思います。

総合的な学習の時間(3年生地域学習・流木マグネットづくり)

6月25日(火)3年生の総合的な学習の時間に、地域学習として「流木マグネット」づくりを行いました。

紋別の海岸で拾ってきた流木を加工して制作します。

 

技術の時間で学んだ加工技術などを生かして、それぞれが作業工程を進めていました。

中には、貝殻で装飾したり、はんだごてで文字を書いたりしている生徒もいました。

作品は、9月の修学旅行において、紋別市のPR活動に活用します。

講師の紋別市生涯学習センター指導員さんには、流木拾いから加工までご指導いただきました。

本当にありがとうございました。